【加賀屋宿泊記】一生に一度は泊まりたい！日本一のホテル・旅館である和倉温泉 加賀屋の魅力を徹底解説！

この記事では石川県七尾市にある和倉温泉 加賀屋を紹介しています。
加賀屋は「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」で評価され、日本一の旅館と言われています。
加賀屋の客室や雪月花での宿泊体験、豪華な夕食と朝食、おもてなしについて徹底紹介していきます！

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和倉温泉加賀屋にチェックイン（フロント・ロビー・ラウンジ飛天）

和倉温泉の加賀屋の正面にやってきました。

美しい装飾の天井が目に飛び込んできました。
まさに特別な体験が始まる瞬間です。

これは創業当時から使われてきた看板とのこと。
フロントの下には輪島塗の美しい作品が飾られています。

チェックイン手続きを済ませたらロビーラウンジ飛天でくつろぎましょう。
ロビーラウンジ飛天も居心地の良い空間です。

生花が飾られ、その香りが鼻をくすぐります。
ラウンジからは七尾湾を眺めることができます。

石川県の伝統工芸品である九谷焼や輪島塗、加賀友禅など、たくさんの美術品が館内に展示されていて、くつろぎのひとときを過ごすことができます。

嬉しいサービスとして、ロビーラウンジでは宿泊したお客様に限り、フリードリンクが用意されていました。

石川県を代表する美味しいお菓子「YUKIZURI（ユキズリ）」をいただきました。
このお菓子は辻口博啓氏がプロデュースし、石川県の伝統と美味しさを詰め込んだ一品です。

【もーりーの旅行豆知識】
YUKIZURI（ユキズリ）

「YUKIZURI」はその名の通り、雪吊りの縄をイメージしています。

前田家の紋章である「梅鉢紋」からインスピレーションを受けて制作されており、石川県産の梅酒、卵、米粉など、地元の素材が贅沢に使用されています。

口の中でほのかに梅の風味が楽しめるお菓子です。

和倉温泉加賀屋の「雪月花（特選階）」客室紹介

和倉温泉の加賀屋、「雪月花（特選階）」客室を紹介していきます。

玄関

まず客室に入る前に、格子状の引き戸が目に入ります。
鍵を差し込んで部屋を開け、一歩足を踏み入れると渋い雰囲気。
部屋全体に高級感が溢れています。

特に目を引くのは、蝶々のようなライトです。
これが部屋に独自の魅力を加えて、照明の暖かい光が玄関を優しく照らしています。

部屋全体

和倉温泉加賀屋の部屋です。
隣でお食事をいただくことができます。

窓からの景色

窓から美しい七尾湾の景色が観られます。
七尾湾の水面は穏やかで、青空と調和して、まるで絵画のようなような風景ですね。

クローゼット

こちらはクローゼット。

リラックスした時間を過ごすために館内着が用意されています。
ゆったりとくつろげるので滞在が一層快適になります。

大切な物や貴重品を安全に保管するためのセキュリティボックスが用意されています。

アメニティ類

和倉温泉加賀屋「雪月花」の客室には、快適な滞在をサポートするたくさんのアメニティが揃っています。

加賀屋の天然水とコーヒー

和倉温泉加賀屋では新鮮な天然水やコーヒーが楽しめます。
いつでもリフレッシュできる便利なサービスです。

ルームサービスでビールや加賀棒茶、はと麦茶などが頼めます。
値段はそれほど高くない印象でした。

お茶のセット

引き出しの中にはお茶のセットが用意されています。

冷蔵庫

和倉温泉加賀屋の冷蔵庫は中身が入っているタイプ。

寝室

和倉温泉加賀屋の寝室コーナーはコンパクトながら快適な空間になっています。
独自の雰囲気と贅沢さが滞在を特別なものにしてくれそう。

心地よい照明と調和の取れたインテリアデザインが、寝室コーナー全体に温かみをもたらしています。

洗面台・お風呂

和倉温泉加賀屋の洗面台にはポーラ製のアメニティが揃っています。

洗面台に飾られた花も心地よい雰囲気を演出していて、滞在を一層特別なものにしてくれます。

大浴場もありますがお風呂も完備されています。

ティッシュやアメニティ、ドライヤー。

トイレ

和倉温泉加賀屋のトイレ。
清潔に保たれています。

和倉温泉加賀屋の「雪月花（特選階）」客室でお抹茶・お煎茶のサービス

加賀屋のお部屋に着いたらお抹茶・お煎茶のサービスを受けました。

「ゆうなぎ」というお菓子もいただきました。
パウンドケーキと羊羹の組み合わせは、和洋折衷の美味しさ。

お抹茶の後にはお口直しのお煎茶。
新聞もいただき、ゆっくりと情報をチェックしながら贅沢なひとときを楽しみました。

和倉温泉加賀屋の館内・周辺を散策

和倉温泉加賀屋の館内を散策していきましょう。

加賀屋のエレベーターも美しいデザインですね。
最近の高級ホテルは屋根を高くして豪華さを演出しますが、加賀屋は屋根があまり高くありません。
しかし屋根の低さを感じさせず、味わい深い空間が広がります。

和倉温泉加賀屋の館内の花は全てこだわりの生花が使われています。

ライトのデザインも美しく、まるで美術館のような雰囲気が楽しめます。

全体を見るためにエレベーターに乗ってみます。
加賀友禅が37mに渡って飾られているのをエレベーターから見ることができます。

和倉温泉加賀屋に続々とお客様が入っていきます。
外には銅像、能登稲荷神社。

加賀屋から歩いてきました。
四つの建屋がある加賀屋。

和倉温泉加賀屋の夕食をいただきます

御品書き

夕食は盛りだくさんな懐石料理。
一つ一つの料理の説明を細かく書いてくださっています。

宗玄 能登乃国 純米酒（有料）

こちらは加賀屋オリジナルラベルの宗玄だそうです。
ここでしかいただけないので、貴重ですね。

【もーりーの旅行豆知識】
宗玄 能登乃国 純米酒

• 能登半島の珠洲市にある蔵元が作る純米酒。
• 冷酒でも美味しく楽しめる辛口のお酒。

• 奥能登の伏流水と兵庫県産の山田錦米を使用しています。
• 味わいは上品で口当たりが良く喉ごしもすっきり。
• 季節の野菜や魚料理との相性が良いいです。

食前酒

食前酒に梅みつ。
金沢の梅と蜂蜜を使っています。（ノンアルコールです。）

こちらで乾杯します。

先付

先付はサワラを使ったお料理。
ポン酢ジュレと味噌で和えて食べます。

さわらは上品な味がしました。

せんな（葉ワサビ）のおひたし。

赤い器の中には烏賊海女漬けという名前のイカの塩辛とウニをあえたもの。
繊細な味です。

先吸物

先吸物はハマグリのしんじょう仕立て。
つくねみたい。

器も美しい。

前菜

菜の花コロッケは見た目も綺麗なおもてなし料理

イワシの梅煮はイワシの脂と梅の酸味のハーモニーが相性抜群。

三色百合根も可愛らしい。

梅貝旨煮。
金沢おでんでもお馴染みの貝ですね。

空豆ミジン粉揚げ。

海老黄身寿司はシャリの部分が黄身になっています。

お造里

お造里は本日のおすすめ盛り合わせです。
その日によって鮮度のいいものを出してくださるそうです。

七尾湾でとれたイカ。

ブリは歯ごたえがすごいです。

雲丹もトロトロ。

煮物

煮物は郷土料理治部煮。
合鴨のお肉を使っています。
里芋の上にはわさびがのっています。

【もーりーの旅行豆知識】
治部煮

• じぶ煮は石川県を代表する煮物料理です。
• 鴨肉やすだれ麩、季節の野菜などが使われ、とろみがあるのが特徴です。
• この料理は江戸時代から存在し、起源については複数の説があります。
  起源に関する説として、キリシタン大名や岡部治部右衛門、ロシア人といった説があります。
• 「じぶ煮」という名前の由来についても複数の説が存在し、明確な定説はありません。

台物

台物は能登いしる鍋。

【もーりーの旅行豆知識】
いしる

• 「いしる」は石川県で造られている伝統的な調味料で、日本三大魚醤の中の一つです。
• 原料には新鮮なイワシ、サバ、アジなどの魚を使用しますが、魚の組み合わせや味わいは作る人によって異なります。
• 塩分濃度は高いですが、魚由来のアミノ酸が豊富で、風味豊かな魚醤として楽しめます。
• 「いしる」と似たような名前の「いしり」もありますが、いしりは真イカの内臓を使って作られています。

焼物

焼物には国産牛の昆布焼き。

留碗 味噌汁（あかもく・もずく）/御飯/漬物 盛り合わせ

ご飯は石川県産コシヒカリを使っています。

デザート

道明寺蒸し・マシュマロ抹茶チョコ・季節のフルーツ。

大満足のお夕食。
ごちそうさまでした♪

食後のデザート

能登ミルクジェラートを買ってきました。
濃厚だけどシャリっと後味すっきり。
これは誰にも愛されそうな味。

えっ！？まだ食べるの？という声が聞こえてきそうですが。
深夜12時まで編集作業をしていたら頭が糖分を欲したのでwww。
能登の極上素材プリンを食べちゃいましょう。（この背徳感がたまらない。）

プリンというよりはクリームのよう。
一瞬で溶けていきました。

夜食に「いしるラーメン」をいただきます

夜食にいしるラーメンをいただきます。
あっさりしているけど、味はちゃんと感じます。

和倉温泉加賀屋のバー「しぐれ（SHIGURE）」紹介

和倉温泉加賀屋のバー「しぐれ（SHIGURE）」でカクテルを楽しみましょう♪

ん！！？

なんということでしょう！
僕が時間を勘違いしていて、すでに閉店してしまいました・・・。

素敵な空間でお酒を楽しみたかったなぁ・・・。

しぐれ（SHIGURE）基本情報

和倉温泉加賀屋の温泉大浴場に入浴（サウナ・裸エレベーター！）

※特別に許可を得て撮影させていただきました。

こちらはお風呂の正面です。

脱衣スペースと休憩スペースも広々としています。
脱衣所は大人数でも十分な広さがあり、おしゃれでレトロなロッカーが並んでいます。
洗面台のスペースも充実しています。

バスタオルはここに用意されているため、部屋から持っていかなくても大丈夫なので非常に便利です。 

カミソリと小さなタオル、雪駄用のクリップもあります。

恵比寿の湯の全体図。

こちらが加賀屋の素晴らしい露天風呂です。
景色が絶景で、七尾湾を眺めながら入浴できます。
洗い場も完備されていますので快適な入浴が楽しめます。

加賀屋のお風呂は3階建てになっており、階段やエレベーターを使って下りができます。 

こちらは3階のお風呂エリアです。

露天風呂ではないですが、上から光が差し込んで開放感があります。
雨でも問題ありません。 

面白いのは、お風呂の中にエレベーターがあることです。
お風呂にエレベーターがあるなんてかなり珍しいですよね。 
このエレベーターを使って各階のお風呂を登ることができます。

裸のままエレベーターに入るのは、なんだか不思議な気分。

洗い場も充実しており、サウナも完備。

和倉温泉加賀屋の朝市・売店・ロビーを散策

朝市

朝市をやっています。
大きな規模ではないけれど、輪島の朝市の雰囲気が楽しめますよ。
魚の一夜干しやのどぐろもあります。

売店

能登ミルクジェラート。
日本酒のラインナップもあります。

北陸限定発売のお菓子。
加賀屋オリジナルのお土産も置いています。

ロビー

ロビーには宿泊されている方々の国籍の旗が立っています。

送迎バスもたくさん出ていて安心ですね。

和倉温泉加賀屋　朝食は部屋のダイニングでいただく

朝食もお部屋食でいただきます。

朝食メニュー

豪華ですね。
どれから食べていいのか悩んじゃいます。

お味噌汁

お鍋の中には、お味噌汁が入っています。
具は茶碗豆腐という豆腐。

味噌汁はホッとしますね。
優しい味の味噌汁でした。

笹カレイの一夜干し・鮭

笹カレイの一夜干しと鮭を焼いて食べます。
鉄板でじゅぅじゅぅ焼ける音がいいですねぇ。

鮭が焼けてきたようです。
熱いのでやけどに注意。

温泉卵

サラダ

アカモクといしるのドレッシングでサラダをいただきます。

絹もずく

絹もずくというもずく。
繊細なもずくは酸っぱくてサラリと食べられます。

煮物

煮物の中にはふわふわのがんもどき。

ご飯のお供

箱の中には三つご飯のお供が入っています。

左がカマスの南蛮漬け。
真ん中が赤ずいきと言って加賀野菜です。
一番右は能登野菜の中島菜という菜っ葉と海苔のつくだにを合わせたもの。

その他（ちりめん山椒・能登ミルクのむヨーグルト・デザート）

海苔やちりめん山椒もあるのでご飯が進みます。

能登ミルクのむヨーグルトを飲んでみましょう。
僕は中居さんの説明を聞いていなくて、朝食についてくるということを忘れて売店で買ってきてしまいました。

しかも「よく振って」と書いてあったのに振るのを忘れました。

でも、振らなくても美味しかったですよ。（言い訳ww）
振っても美味しい。

どっちにしろ美味しい。

オレンジのゼリーはすっきりした甘さが美味しい。

和倉温泉加賀屋をチェックアウト

たくさんのスタッフの方にお見送りをしていただきました。
最高の滞在になりました。

和倉温泉加賀屋 宿泊記　まとめ

いかがでしたか？

まさに一生に一度は泊まりたい日本一にふさわしい老舗温泉旅館。
おもてなしの極みとも言える体験をさせていただきました。

ぜひあなたも一生に一度は加賀屋に宿泊してみてください。
ここでしか体験できない日本一のおもてなし・空間・時間があるはずです。

和倉温泉加賀屋 基本情報

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